ピンチが続く絶滅危惧種~メキシコサラマンダーなど

メキシコ サラマンダー.jpg


絶滅危惧種(絶滅の危機にある生物種)の多い国、メキシコ。

100%メキシコ原産の美しい生き物が、絶滅の危機に瀕しています。
(日本の5.3倍と、国土が大きいので、それだけ個体数も多い)






メキシコサラマンダー(axolotl)

日本でも有名、ウーパールーパー!

その名前アホロートル (Axolotl)は、ナワトル語で「海の怪物」を意味します。

今日は、ソチミルコ運河のみに生息。
(ほとんど、見つからない状態)

個体の乱獲と汚染が原因です。
(ゴミ捨てるな!)




メキシコオオカミ(Lobo mexicano)

メキシコオオカミは、コガシラネズミイルカのように、その種で最も小さいです。

その大きさにもかかわらず、アリゾナ州からメキシコ中央部で、支配的な生き物の一つでした。

今日、野生のメキシコオオカミは、絶滅に近いです。




オオカバマダラ(Mariposa monarca)

渡りをするチョウとして有名ですよね~。

移動してくる美しさは、心を奪われます。

オオカバマダラは、ミチョアカン州の暖かい気候の中で冬を過ごす為、カナダなどから渡ってきます。

環境の変化によって年々、蝶のコロニーが縮小。

農薬や都市部の開発で、これらの美しい種の生存が危ぶまれています。






メキシコミドリコンゴウインコ(Guacamaya verde mexicana)

ミドリコンゴウインコは、オウムのように言葉を学べる賢いコです。

その明るい緑の羽と青が特徴で、ジャングル、熱帯雨林に生息しています。

開発による生息地の破壊や、違法取引での乱獲などにより生息数は激減しています。




メキシコウサギ(Conejo de los volcanes)

丸っこくて、系統が古い原始的な形態を残したウサギだと考えられています。
(古代のウサギっぽい!)

メキシコウサギ(Conejo de los volcanes)は、スペイン語で、火山のウサギを意味します。

その名のとおり、ぺラード山、トラロック山、ポポカテペトル山やイスタクシワトル山の火山近くに住んでいます。

森林伐採の為、絶滅危惧であると考えられます。




キットキツネ(Zorro Kit)

キットキツネは、メキシコ北部カリフォルニア湾周辺と米国に生息しています。

長くて大きなお耳が特徴。
(かわいい!)

農地開発や道路建設などによって、生息数が減少しています。



この子たちは、メキシコ絶滅危惧種のごく一部です。

これから、見られなくなるかもしれません。

一番の原因は、人間なんですけどね。
(´;ω;`)





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絶滅の危機!バキータ・マリーナちゃん(コガシラネズミイルカ)を救え!メキシコ・カリフォルニア湾



だいぶ前から、メキシコのカリフォルニア湾の北部にだけ生息するイルカが絶滅の危機にさらされています。

イルカの種類は、「バキータ・マリーナ(コガシラネズミイルカ)」。

最大でも全長148センチ。

世界最小のネズミイルカです。



通称「バキータ(Vaquita)」

とってもかわいい顔をしてますよね♪

目の周りが黒くてパンダのような愛らしい瞳です。

口もかわいく黒♡

この「バキータ」たちが、大変なことになっています。






2012年には200頭、2014年には100頭に減少。

去年60頭にまでなり、今日は30頭を切るそうです。

どうなってしまうのでしょうか?

湾の汚染や漁業の関係で、自然の状態で生きるのが難しくなっている状態です。

メキシコでは、絶滅を避けるために、「バキータ」を保護するプロジェクトを開始しました。

それは半飼育下で「バキータ」を、維持。
(人工繁殖も)

見守るしかありません。








売ってる「バキータ・マリーナ」のぬいぐるみしか見たことがないと、近くに住んでる友達。

いつか友人宅を訪れてみたいと思いま~す。٩( 'ω' )وそのころには、増えてたらいいな~。





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