メキシコカラーといえば、メキシコ国旗の緑、白、赤!
そして、メキシコを代表する色が.....
HTMLカラーコード「#F50087」!
ピンクです!
フクシアとかマゼンタと言われている明るく鮮やかな赤紫色のピンク。
メキシコでは、このピンクを、ロサ・メヒカーナ(Rosa mexicana)と呼んでいます。
なぜ、メキシコカラーが、このピンクなのでしょう?
このロサ・メヒカーナは、メキシコのいたるところにある色です。
工芸品や伝統的な衣装、お菓子、家の壁など、メキシコ文化の中に溶け込んでいる代表的なカラーなんですね。
メキシコのピンクは、文化の一部なのですが、この色がいつ定着したのかについては、わかっていません。
しか~し、この色をメキシコに特徴付けることになった重要人物が存在します。
その人物とは、メキシコのファッションデザイナー、ラモン・バルディオセラ(Ramón Valdiosera)氏。
1951年、ニューヨークのファッションショーで、ロサ・メヒカーナ(メキシカンピンク)を発表したことで知られています。
バルディオセラ氏が、メキシコの文化には根強いピンクの色調があると言ったことで、ロサ・メヒカーナが世界に知られるようになったのです。
メキシコの建築家リカルド・レゴレッタやルイス・バラガンは、メキシコのアイデンティティを反映するために、このピンクを建築物に使用しています。
リカルド・レゴレッタが設計したカミノ レアル ポランコ メキシコ(Camino Real Polanco Mexico)
ルイス・バラガン邸
ロサ・メヒカーナは、メキシコのブランドカラーにもなってます。
海外にメキシコを宣伝するために使用されている「Vive Mexico」のロゴにもこのピンクが使われています。
この数年で、メキシコタクシーもメキシコピンクに変身!
前市長が、女性の投票権や、乳がん、フェミサイド(女性殺し)などの根絶を目指してタクシーをピンク色に変えちゃったのです。
(費用負担がタクシー運転手の不満をもたらしたようですが...)
メキシコに散らばるロサ・メヒカーナ。
筆者にとっては、自宅の壁をこのピンクにしたいと思うぐらい大好きな憧れの色です~。(o’v`b)
ぐらしあす!(。◕ ∀ ◕。)