ただいま、メキシコシティ歴史地区にあるテンプロ・マヨール(Templo Mayor)遺跡は、グアテマラ通りへ広がり、発掘中なのですが....
新たに650個の以上の人間の頭蓋骨が発見されたことで、今まで知られてきたアステカの歴史が変わってしまったようです。
(ざわざわ)
なんと、650以上の頭蓋骨は塔になっていた!
スペインの征服者エルナン・コルテスが、アステカの首都テノチティトランで、この何千もの人の頭で作られた塔を見たとの記録は、残っていたのですが、今までこの塔が発見されなかったために、何世紀もの間、神話だと考えられていました。
エルナン・コルテスも怖がったという頭蓋骨の塔は、本当にあったのです。
女性と子供の頭蓋骨がまざってる~
更に、その650体以上の頭蓋骨には、女性や子供のものまであったのが重大なんです。
今までは、アステカなどメソアメリカの文化は、このような構造を構築するために戦士を捕らえて、その頭蓋骨を使用したと信じられてきました。
(女性や子供は戦争にはいきません。)
この数日で、今までの定義が覆されてしまったんです。
アステカ帝国の人身御供の文化に新たな疑問が浮上中です!
塔を作るのに頭蓋骨が足りなかっただけじゃないの~?
なんて、思ってしまいますが...
この頭蓋骨の塔は、頭蓋骨にしてから積み上げていったのものなんでしょうか?
切り落とした頭を骨だけになるまで干してからとか~食べてからとか~作っている過程を想像すると恐ろしいです。
今まで考えられてきたアステカの歴史は、これからも変わっていくと思います。
一般公開が、ますます楽しみになってきました~。(^。^;)
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ぐらしあす!(。◕ ∀ ◕。)