メキシコで大人気のルチャ・リブレ(プロレス)。
そのルチャ・リブレのマスクと共に、道端の露店で売られているプラスチック製のルチャドール(レスラー)人形。
この人形達は、70年代よりずっ~とメキシコのちびっこ達を、楽しませてきました~。
1袋に12体も入っているお得なパック
そのプラスチック製のルチャドール人形を、手作りで生産するという伝統を守っているのが、クルスさんファミリーです。
現在メキシコにあるルチャドール人形を専門に作る数少ない工場を営んでいます。
近年、残念なことにパソコンやスマートフォンの普及で、子供たちの好みが変わってしまい、この人形の生産量が減少しています。
更に、低価格で販売されているので生産者の負担が大きいようです。
しかし、彼らは父親がはじめた仕事をやめることはないと言います。
プラスチック製のルチャドールを作成するために使用される材料は、バケツからリサイクルされたポリエチレン、ハンドルやボードなどの自動車部品、そして壊れて捨てられたおもちゃもリサイクルされています。
粉々にされた原材料は、人形の型の機械にかけられ、水で冷やされ、次に塗装されます。
今では、エル・サントと同じのポーズをとる人形ですが、初期には、両手をあげるブルーデーモンもあったようです。
生産者は、袋物の人形セットには、必ずエル・サント(ルチャリブレ界のスーパースター)を入れると言います。
永遠にエル・サント人気は変わらないです。
筆者が、この人形を買う時もエル・サント多めの袋を選ぶんですね~。
エル・サントが多めだと、得した気分になります♪
こういう古き懐かしいものは、そのうち無くなってしまいそうな気がします。
(日本の駄菓子「梅ジャム」みたいに)
ルチャドール人形もメキシコの伝統な工芸品です。
メキシコの露店で見かけたら、是非手に取ってみてくださいね~。(*⌒o⌒)人(⌒-⌒*)
ぐらしあす!(。◕ ∀ ◕。)