ご存じ、エルナン・コルテス・デ・モンロイ( Hernán Cortés de Monroy 1485-1547年)は、スペインのコンキスタドール(征服者)です。
メキシコ高原にあったアステカ帝国を、滅ぼし征服しました。
1547年、スペインにて(63歳)この世を去っています。

こんなところに、征服者が眠っていたとは!
メキシコ市博物館のスネークヘッドが向く先にあるのは、ヘスス病院と教会です。
(何の因果か...)
このヘスス病院は、1524年にコルテスがスペイン兵士の為に建てた病院です。
内部は最も古く、植民都市の重要な建造物の一つです。
ヘスス病院は、アメリカ大陸最古の病院で~す。
ヘスス・ナサレノの祭壇の左側壁に配置されているのが、コルテスのお墓です。
コルテスの遺言によってこのヘスス教会の礼拝堂に埋葬されたのですが、名前の刻まれたプレートは、目立たないように配慮されています。
エルナン・コルテスの墓がここにあることは、あまり知られていないんですね~。
13年間もコルテスが埋葬されていたことは、秘密にされてきました。
(この人の存在は、メキシコでタブーとされていたから)

ヘスス教会の天井にはホセ・クレメンテ・オロスコの未完成の壁画(Apocalipsis 黙示録)。

それでも、混血のメキシコ人を作り上げてきたのは、エルナン・コルテスです。
この国の歴史を大きく変えた人物の遺骨がそこにあると思うと、ザワザワします。
メキシコに残りたかったコルテスの気持ちはいったいなんだったのだか、想像してみてくださいね~。
(*´ー`*)金銀宝石に未練とか~?
