メキシコシティの地下鉄ピノ・スアレス(Pino Suárez)駅は、いつでも混雑しています。
1号線と2号線を乗り換え出来る駅なので、通勤ラッシュが恐ろしい事でも知られています。
そんなピノ・スアレス駅で、立ち止まって欲しい場所があります。
地下鉄の構内にピラミッド
レプリカでは、ないですよ~。
古代アステカ時代の神殿です。
ピノ・スアレス駅のシンボルとして、ロゴマークにもなっています。
ピノ・スアレス駅にあるのは、エエカトル(Ehēcatl) 神殿。
メキシコ遺跡の中で一番ちっちゃな神殿です。
大きさは、88平方メートル(26.62坪)!
1967年、地下鉄の建設中に発見された神殿です。
メキシコシティが、アステカの首都テノチティトラン(Tenōchtitlan)だったことを感じることができる場所が、こんなところにもあるんですね。
地下鉄構内で見れるピラミッドは、ここだけですよ~!
20年以上前、このエエカトル神殿にそっくりの丸い神殿が、国立宮殿でも見つかってます。
発見された時には、ニュースにもならず、そのピラミッドは発掘することもなく放棄されてしまいました。
沢山の写真だけが残っているようなのですが、このことを知っているのは、一部の関係者のみ。
(政府の秘密ではない)
他にも救う事が出来なかったピラミッドは、たくさんありそうです。
歴史地区(セントロ)では、新たに何かが建設されると、その時代からあるものが発見されます。
去年は、三大文化広場すぐ近くのリカルド・フローレス・マゴン通りで円形の神殿エエカトルが発見されてます。
(ショッピングモールの建設工事が無かったら見つからなかった代物~)
メキシコシティの不思議でステキな部分はまだまだ土の中。
ワクワクしますね♪( 厂˙ω˙ )厂
