メキシコシティの西部、環状道路脇に、ちいさ~な遺跡があります。
こんな所にも遺跡があるのは、流石メキシコ!
場所は、ミスコアック(Mixcoac)。
地下鉄サン・アントニオ(San Antonio)駅から徒歩5分の所です。
大都市にあるちいさな遺跡は、アステカ部族の1つ、トラスカラ族における狩猟の神ミスコアトル(Mixcóatl)の神殿です。
最終的にはスペインの征服によって破壊されたのですが、メキシコシティで最古の遺跡の一つです。
(規模がちっさいので、忘れられている感がある)
1990年にノーベル文学賞を受賞した詩人オクタビオ・パス(1914年ー1998年)は、ミスコアックの出身です。
パスが子供だった頃、いとこと遊んでいた時に、この場所でピラミッドに見える建造物を発見したと言います。
「周りのおとなは、誰も信じてくれなかった。」と、生前のパスは、語ってます。
(真実かは、不明~)
この周辺の歴史は、都市開発によって失われました。
現在、オクタビオ・パスの愛した故郷の面影は、わずかに残っているだけです。
残念ながら、この遺跡は一般公開されていないんです~。
大都市の中の遺跡を、外から覗くだけです!
(前には、コストコ~!)
時間を超えて目の前に現れる存在を目撃するのはあなたですよ~!(*´・∀・*)
※2019年8月24日より一般訪問者向けに公開されました~!
