サント・ドミンゴ広場の東部に、UNAMの医学部の宮殿(Palacio de la Escuela de Medicina)があります。
ここが、異端審問の宮殿(パラシオ・デ・ラ・インシシチオン Palacio de la inquisición)として、聖なる審問の本部だったのは18世紀。
(罪を白状するまで拷問される)
スペインが1812年に閉鎖を宣言するまで、異端審問が続けられてきた場所です。
閉鎖後の1838年、宮殿は公に競売にかけられましたが、誰も買い手が現れなかったようです。
異端審問を取り巻く伝説や神話は、潜在的な怖さがあったからだと言われています。
最終的には、1854年にUNAMの医学部となり、1980年にはメキシコ医学の博物館がオープンしてます。
宮殿の中には、異端審問を再現した博物館がある事でも知られています。
当時の異端審問で使用されていた恐怖の器具が展示されています。
その時代の事を想像することができますよ~。
(ゾッとします。)
異端審問博物館 公式サイト Inquisición Procesos y tormentos
開館時間 10時00〜18時間
一般入場料 50ペソ
宗教的迫害の残酷な時代に生まれなくて良かったです。
密告者は、最後まで明かされないので、嫉妬や恨んでいる相手が貶める人や、財産を奪う目的で密告をするケースもあったようです。
興味ある方は、訪れてみてくださいね。(´ ω `)ノシ
ぐらしあす!(。◕ ∀ ◕。)