メキシコの子供がおびえる~伝説の泣き女 ラ・ジョローナ(La Llorona)さん 

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メキシコの子どもが怖がる「ラ・ジョローナ(La llorona)」を、ご存じですか?

メキシコの伝説「ラ・ジョローナ」は、泣き女の物語です。






【ラ・ジョローナ かいつまみ編】

スペインの紳士と恋に落ちた美しいインディオ女性。
紳士は、彼女を心から愛していました。
彼は貴族だった為に身分の差を感じ、秘密の関係が続きます。
紳士とインディオの女性との間に三人の美しい子供が生まれます。
しかし、紳士は、裕福なスペインの女性と結婚してしまいます。
裏切られた彼女は、怒り狂い正気を失って、川に彼女の三人の子供を溺れ死なせてしまいます。
その後、彼女は、自殺。
天国行った彼女は、門の前で三人の子供達の行方を尋ねました。
「わからない」と、言われた彼女は、子供達を永遠に探すよう命じられ、今でも探しているんのだそうです。


ラテンアメリカでは、様々なバージョンが存在するのですが、メキシコでは、だいたいこんな感じです。



「ラ・ジョローナ」の曲も有名です。

この曲を知っていればメキシコツウですよ!
(メキシコ人に驚かれると思います。)

特に、チャペラ・バルガス(Chavela Vargas)の「ラ・ジョローナ」が広く知られています。


(怖がりさんは、見ちゃダメ!)


ラ・ジョローナさんは、結構メキシコのあちこちで見かけられています。

メキシコで、あなたも彼女の叫びを聞くかも....






「早く寝ないとジョローナが来るわよ~。」

言うことを聞かない子供に親が使う手としては、どこの国でもおなじ感じですね。
(⦿_⦿)今はそんなことじゃきかない?






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