お墓にマリーゴールド?
マリーゴールドは、死者の花なんです。
メキシコでは、死者の日の祭壇などを彩る花として大量に栽培されています。
死者の日の祭壇は、居間や玄関先だけでなく、街の中心部の公園や階段等にも置かれます。
今の時期は、メキシコ中がオレンジ色に染まります。
なんでマリーゴールド?
メキシコでは、マリーゴールドが霊が通る道を、照らすといわれてます。
燃えるようなオレンジ色の花びらは、太陽をあらわしているのです。
マリーゴールドの花は、死者が帰る道しるべ。
とても重要な死者の日の花です。
原産国はメキシコ
先住民のナワトル語「cempohualxochitl」からその呼び名がつけられました。
プレヒスパニック時代からマリーゴールドは豊富だったようです。
そして、古代からマリーゴールドの花びらは、死者の魂を導くと信じられていました。
それ故、この花びらで愛する人の霊が、自分たちを見つけることができるようにと死者の祭壇に使用されるようになりました。
マリーゴールドは、ハーブとしてもすぐれた花
古代では痙攣を緩和したり、腸内寄生虫の薬などとして使用していました。
とても価値がある植物なんですね。
特にトマトにつく害虫などの虫よけに使用されていたらしいです。
死者の日のお祝いに、色を添えるマリーゴールドは、華やかでミステリアスな世界を作ります。
お花屋さんに並んでいたら、ルーツはメキシコだってちょっと思い出していただけたらウレシイです。
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ぐらしあす!(。◕ ∀ ◕。)